広がるSaveMyanmar 市庁舎は占拠されたまま

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バンコク=乗京真知
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 クーデターから一夜明けた2日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンの街は表向きには落ち着きを取り戻した。だが、人々は先の見えない不安を募らせている。

 朝日新聞助手や現地からの報道によると、ヤンゴン市内では朝から屋台が並び、市民は野菜や果物を買い求めた。多くの銀行や雑貨屋が営業を再開。電話回線やネット通信は正常に戻った。ただ、市庁舎は銃を構えた兵士が占拠し、門が閉ざされたままだ。首都ネピドーの国会周辺は軍用車が並び、道は封鎖されている。

 市民の不安は色濃い。スーチー氏率いる与党・国民民主連盟(NLD)の赤い旗を掲げる家も多かったが、政変後は一斉に消えた。街中では「夜間外出禁止令が出るらしい」「兵士が家にやってくる」とのうわさが飛び交う。

 SNSには怒りの投稿が相次ぐ。フェイスブックでは連帯を表すハッシュタグ「#SaveMyanmar」(ミャンマーを救え)を使った投稿が約40万に達した。ヤンゴン市内の男性会社員(32)は「軍政に戻れば経済や教育が崩壊する」と危惧する。

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