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 群馬県昭和村森下の天台宗遍照(へんしょう)寺で2日、節分会があり、京都の廬山(ろざん)寺に伝わり関東では唯一という「鬼おどり」が披露された。新型コロナウイルスの感染終息が見えない中、煩悩を表す鬼たちを今年は疫病にも見立て、住職が豆をまいて追い払った。

 廬山寺での修行経験がある榎本最紳住職(48)が、廬山寺の許可を得て2012年から再現し、今年が10回目になる。貪欲(どんよく)など人間の煩悩を表す3色の鬼が登場し、足を大きく上げながら境内を踊り歩いた。護摩堂に入り、僧侶の祈禱(きとう)を邪魔しようとしたが、住職が「福豆」をまくと身をくねらせて退散した。

 コロナ禍で開催を迷ったという榎本住職。「疫病退散を祈る行事でもあり、感染防止対策をして今こそやろうと決断しました」と話した。(遠藤雄二)

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