米、ミャンマー政府への援助停止へ 軍クーデターと認定

ワシントン=大島隆
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 米バイデン政権は2日、ミャンマーで起きた事態を国軍のクーデターと正式に認定した。これに伴い、一部の人道支援を除きミャンマー政府に対する援助を停止すると決めた。

 国務省高官によると、米政府はミャンマーで起きた事態を調査した結果、国軍によるクーデターと認定。クーデターで権力を掌握した外国政府への援助を認めないとの法律の規定に基づき、少数派のイスラム教徒ロヒンギャへの人道支援などを除いて、ミャンマー政府への援助を停止することを決定した。

 国務省によると、米政府の2020年のミャンマーへの援助は約1億3500万ドル(142億円)。国務省は今後、停止対象となる援助や停止の時期を精査するが、援助の多くは停止対象外の人道支援で、政府を対象とした援助は「非常に少ない」(国務省高官)という。(ワシントン=大島隆