国連ミャンマー担当も「驚き」 安保理は意見まとまらず

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ニューヨーク=藤原学思
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 国連安全保障理事会は2日(日本時間3日未明)、クーデターが起きたミャンマーの情勢について、非公開で協議した。だが、議長国の英国が事前に配布した声明を出すことに対して意見がまとまらず、この日は一致した見解を示せなかった。今後も調整を続けるという。

 協議では、国連ミャンマー担当特使のクリスティン・バーゲナー氏が「安保理の結束がかつてないほど重要だ。一丸となり、ミャンマーの民主主義を支持する明確な警告を送るよう強く求める」と述べた。

 バーゲナー氏はクーデターの前日まで国軍幹部と連絡を取っており、今回の事態に「驚き、ショックを受けた」という。少数派イスラム教徒ロヒンギャの状況にも懸念を示し、今後、早急にミャンマーを訪問したい意向を示した。

声明草案に、中国は「内政干渉」懸念

 英国は協議前日の1日、報道声明の草案を各理事国に配布。朝日新聞が入手した草案は、アウンサンスーチー氏らの拘束に「深い懸念」を表し、「ミャンマーの民主化改革に対する深刻な脅威だ」と指摘。国軍に対し、「法の支配と人権を尊重し、即時解放するよう」求める内容だった。

 報道声明を出すには、安保理

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