WHO調査団、武漢ウイルス研究所へ 中国側が受け入れ

新型コロナウイルス

武漢=高田正幸
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 新型コロナウイルスの起源を探るために中国湖北省武漢市を訪ねている世界保健機関(WHO)の調査団は3日午前、武漢ウイルス研究所に調査に入った。

 同研究所は重症急性呼吸器症候群(SARS)の研究で知られ、新型コロナの流行が明らかになった直後に全遺伝子の配列を分析。また、石正麗研究員らのチームが2013年、雲南省新型コロナ遺伝子配列が近いウイルスを採取している。調査団は石氏からも話を聞くとみられる。

 研究所をめぐっては、米国のトランプ前政権がウイルスの流出源の疑いがあると主張、中国側が激しく反発して両国関係が悪化する一因になった。中国側には、調査団の受け入れによって国際社会に透明性を示す狙いもあるとみられる。WHOは「ウイルスが研究所から出てきたと示す証拠はない」としていた。

 調査団は午前9時すぎ、数台の車で研究所に到着。調査団の一人は報道陣に「生産的な一日となることを楽しみにしている。聞くべきことは全て聞きたい」と語った。(武漢=高田正幸)

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