筑波大生不明事件、チリ人容疑者を殺人罪で起訴 仏当局

パリ=疋田多揚
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 筑波大から仏東部ブザンソンに留学していた黒崎愛海(なるみ)さん(当時21)が2016年12月から行方不明になっている事件で、ブザンソンの予審判事は2日、元交際相手でチリ人のニコラス・セペダ・コントレラス容疑者(30)を殺人罪で起訴した。仏検察が3日明らかにした。今秋にもフランスで裁判が開かれる見通しだ。

 セペダ容疑者は事件後、チリに帰国したが、チリ最高裁は昨年、仏検察の要請に応じて身柄の引き渡しを決定。7月にフランスに移送され、仏当局が本格捜査していた。仏検察によると、セペダ容疑者は調べに対し「自分は行方不明事件とは無関係で、黒崎さんはまだ生きていると思う」などと容疑を否認したという。(パリ=疋田多揚)