私を襲った3度のがん 「人生、ちゃんとしなくちゃ」

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編集委員・辻外記子
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 池田真実さん(33)は、国のがん対策推進協議会の委員に昨秋ついた。医師らが並ぶ物々しい雰囲気の初会合。「どえらいところに来た」と感じ、あいさつしか発言できなかった。

拡大する写真・図版がんを3度経験した池田真実さん=本人提供

■3歳で最初のがん

 最初のがん、神経芽腫(しんけいがしゅ)は3歳でわかった。全身に転移し、末期状態だった。

 大量の抗がん剤や放射線、自分の造血幹細胞を使う自家移植が奏功した。

 8歳で甲状腺がんになった。病院での面会時間は2時間と短かった。「両親が去る時に大泣きしました」と振り返る。

 小中学生の頃は、治療の影響で抜けた髪を同級生にからかわれ、毎晩のように泣いた。学校を休む日もあった。

 17歳で骨肉腫になった。

 手術で右足に人工関節を入れ、しゃがんだり走ったりできなくなった。

 大学卒業後、「人と関わるこ…

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