官僚と会食報道 首相は長男への確認「考えていません」

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 菅義偉首相は3日夜、自らの長男が勤める東北新社の幹部が総務省の幹部と会食し、タクシーチケットなどを渡していたとの文春オンラインの報道をめぐり、「私自身は全く承知していない。総務省で適切に対応されると思う」と述べた。東北新社衛星放送やテレビ番組制作などを手がけており、会食には長男も出席していたとされる。首相自らが長男に事実関係を確認するかについては「考えていません」と述べた。

 首相官邸で記者団の取材に応じた。

 公職選挙法違反(買収)の罪で有罪判決を受けた参院議員・河井案里被告(自民党を離党)の議員辞職に関しては、「国民から政治に批判が広がっていることは重く受け止める」としつつ、「政治家は自らの責任を自覚し、国民から疑念を招くようなことがないように対応していくことが大事だ」と述べるにとどめた。

 一方、この日に成立した、新型コロナウイルス感染拡大に対応して罰則を設ける改正特別措置法と改正感染症法については「支援策と行政罰をセットにし、(感染防止対策の)実効性を高めるものだ。感染者数をさらに減少させるため、この法律を生かし、個人や事業者の権利に十分配慮しながら効果を上げていきたい」と語った。