台湾コロナ責任者を「この方」と呼ぶ中国 失礼と話題に

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台北=石田耕一郎
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 新型コロナウイルスの防疫をめぐり、台湾と中国の舌戦が過熱している。台湾当局が中国製ワクチンの安全性に疑義を呈したところ、中国は台湾で人気のコロナ対策責任者を「この方」と呼んで痛烈に批判。台湾でワクチン確保に対する世論の懸念が高まるなか、日本も台湾への援護射撃に乗り出した。

 台湾はコロナの流行抑止に成功する一方、ワクチン接種は3月の予定で、欧米に比べて出遅れる。台湾当局の対策本部を率いる陳時中衛生福利部長(厚生労働相に相当)はこれまで、各国のワクチン争奪戦の激化を理由に挙げつつ、中国製については安全性に疑問を呈し、「効果も限定的」と指摘。導入の考えがないと説明してきた。

 これに対し、中国政府で台湾政策を担う国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は1月27日の記者会見で、多くの台湾人が知る陳氏を「この方」とあえて人称代名詞で呼び、台湾の防疫について「誠実に人々に説明すべきだ」「中国を誹謗(ひぼう)し、真相を隠して人々をだまそうとしている」などと述べた。中国は1月以降、大陸に進出した台湾人ビジネスマンらに自国製ワクチンの接種を続けている。

 この発言に台湾では「失礼だ…

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