カップ麺に匹敵? 5分で作れる国民食、次の標的は日本

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カイロ=北川学

拡大する写真・図版即席コシャリ(左)と、お店のコシャリ。即席の味もかなりいける=2021年1月31日、カイロ、北川学撮影

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 近所のスーパーで、気になる商品を見つけた。お湯を注ぐだけで食べられる、インスタントのコシャリだ。コメやマカロニ、豆などの上に、トマトソースと素揚げのタマネギを掛けたエジプトの国民食。それを即席で味わえる、実はありそうでなかった新商品だ。簡便さにコロナ禍の「巣ごもり需要」も相まって、売れているらしい。

 炭水化物の塊である。それでも、たまに無性に食べたくなるのがコシャリ。ひとつ買ってみた。18・5エジプトポンド(約123円)。価格はお店で食べるコシャリと互角だ。熱量は「457キロカロリー」と書いてある。日本から持ってきた袋入り塩ラーメンとほぼ同じだった。

 ふたを半分開ける。付属の粉末トマトソース、素揚げのタマネギ、スパイスを入れてお湯を注ぐ。待つこと5分。スプーンでかき混ぜて完成だ。お店から届けてもらったものと食べ比べてみた。即席の方がややスパイシーだが、味は遜色ないと思った。

 エジプトで即席コシャリの販売が始まったのは、昨年3月。地元紙は「たった5分でコシャリが食べられる。この商品が出る前だったら、冗談と思われただろう。すでにカップラーメンに匹敵しはじめた」と、やや大げさな表現でこの新商品を紹介した。

 スーパーの店員に、客の評判…

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