コロナ対策に生かされなかった震災の教訓 片山元総務相

有料会員記事

聞き手・国分高史
写真・図版
[PR]

 未曽有の災害となった東日本大震災からの復旧復興で被災自治体を支える役割を担ったのが、民間から総務相に起用された片山善博氏だった。当時の菅直人内閣で感じた壁とは。コロナ禍のいまに続く課題とは。片山氏に聞いた。

 ――総務相として災害対応に当たりました。最も印象に残っていることは。

【特集】東日本大震災を語る

サンドウィッチマンや内田恭子さんら、様々な分野で思いを寄せる人たちにインタビューしました。

 被災者生活支援特別対策本部でのことですね。復旧復興は各省庁の縦割りでやらざるを得ないのですが、縦割りのすき間ができるのがすぐにわかった。それで首相に話して対策本部をつくってもらい、本部長代理として加わりました。まずは各省からにわかに人を集めたんですね。こう言ってはなんですが、閑職にいる人でもいいからとにかく集めろと。本当によく仕事をしてくれました。

 ――「縦割りのすき間」ですか。

 例えば、親を亡くした遺児や…

この記事は有料会員記事です。残り3382文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【7/11〆切】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら

東日本大震災を語る

東日本大震災を語る

東日本大震災から3月11日で10年となります。被災地の復興や支援、福島第1原発事故への対応など、様々な分野で思いを寄せる人たちにインタビューしました。震災の経験は私たちに何を残したのでしょうか。[記事一覧へ]