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 立憲民主党の枝野幸男代表は、新型コロナウイルス対応に質問の多くの時間を割いたが、大会組織委員会の森喜朗会長が「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」と発言し、国内外で批判が相次いでいる問題を最後に取り上げた。

 枝野氏は「とてもあぜんとして、女性差別という言葉では足りない発言だ」と批判。「森会長には辞めていただく、その指導力を発揮すべきではないか」と菅義偉首相に迫った。

 菅首相が「森会長が発言した内容の詳細については承知していない」と答弁すると、議場から「えーっ」というヤジが飛び交った。首相はすかさず「詳細については承知していないということです」と釈明。そのうえで「スポーツ分野においても女性の社会参画は極めて大事だ」と一般論を述べた。

 枝野氏は森氏の発言が「世界に報道され、伝えられているんです。本当に日本人として恥ずかしい。国益を損なっている」「森会長の首に鈴をつけられるのは総理しかいないでしょう」と述べ、首相がリーダーシップを発揮して会長に辞任を促すよう重ねて求めた。

 だが、首相は「森さんの発言した内容の詳細について正直、承知していない」と改めて述べるにとどめた。