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 原爆の記憶をたどる時、多くの人たちは「投下の瞬間」から始まる。だが広島県呉市蒲刈町の梶本国輔さん(79)にとって、それは投下の1週間前からの記憶だ。1週間前に原爆ドーム(県産業奨励館)を訪れていた。当時4歳4カ月。

 「もし1週間訪問が遅かったら命はなかった。そう考えるから、私はずっと『生かされている』と思い、人生を歩んできた」。取材に対し、原爆が幼い子どもの目に焼き付けた光景を、力強く、はっきりと語った。

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 当時、爆心から約2・5キロの…

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