人間が検体採取→ロボットがPCR検査 結果まで80分

新型コロナウイルス

山野拓郎
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 1日最大2500件の検査ができるロボット自動PCR検査コンテナが愛知県豊明市の藤田医科大学に設置され、4日、内覧会があった。検体採取は人間が担当するが、検体をコンテナに投入したあとは検査結果を出すまでの作業をロボットが自動で行う。同様のシステムは国内初だという。

 川崎重工業が製作した。幅2・5メートル、長さ12・2メートルのコンテナ内部に人は入らず、ロボットだけで作業する。検体採取後、約80分で結果が出る。

 一般的なPCR検査は、検体採取後も感染リスクのある作業を人が担当する。藤田医科大の伊藤弘康教授は「感染リスクのある中での作業は精神的にも負担になっている。ロボットによる無人化、省人化で医療従事者の負担軽減を図っていきたい」と話す。

 川崎重工業准執行役員の石田正俊・社長直轄プロジェクト本部長は「コンテナはイベント会場や空港にも設置できる。高い精度管理による多数の検査を可能とすることで、医療従事者の皆様の負担軽減とともに、経済復興の促進にも貢献できたら」と話す。

 今後実証実験などを行い、2月中の稼働をめざすという。稼働後、藤田医科大では関連病院などを合わせて1日最大4千件のPCR検査ができるようになる。(山野拓郎)

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