在日ミャンマー人ら「強く非難を」 政府に圧力求める

[PR]

 ミャンマーでクーデターを起こした国軍に抗議する在日ミャンマー人などが4日、東京都内で記者会見を開いた。軍に拘束された人々の解放などに向け、日本を含む国際社会による圧力を求めた。

 在日ビルマ市民労働組合のミンスイ会長は会見で、「ミャンマーは再び暗いところに戻ってしまう。なんとかミャンマーを助けてほしい」と強調。経済制裁や武器を売らないといった行動を通じ、国際社会が国軍側に対する圧力を高めるよう求めた。日本政府についても「米国のように強く非難する声明を出してほしい」と語った。

 会見に参加した在日ミャンマー人の看護師、レレルィンさんは、母国の不十分な医療体制に触れ、「日本で学んだことを母国に帰って伝えようと思っていたのに、今の状況では夢が無くなる」と声を震わせた。医療福祉の分野を通じて「日本とミャンマーは良い関係を築いていける」と話し、日本政府の協力を求めた。

 同組合はこの日、「ものづくり産業労働組合(JAM)」と共同で「人間尊重と民主主義を踏みにじるミャンマー国軍の暴挙に対して強く反対する」とする抗議声明も出した。ミンスイ会長らによると、現地とは連絡が取りづらい状況が続いているという。