野球失い絶望、理由には…記者が見た甲子園V元主将の罪

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福冨旅史
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 2017年夏の甲子園を制した花咲徳栄高(埼玉)の主将で、強盗致傷罪などに問われた無職千丸(ちまる)剛被告(21)に4日、懲役5年の実刑判決が言い渡された。

 千葉地裁判決によると、被告ら4人は19年4月、千葉県八街市内の住宅に金品を奪う目的で押し入り、住人夫婦にけがをさせるなどした。

 争点は量刑だった。弁護側は、千丸被告は強盗とは聞かずに参加し、犯行前に「逃げたらヤクザに家族が狙われる」と脅されたと主張。現場でも恐怖のあまり指示をされても女性に暴行できなかったとして、「最も役割は小さい」と執行猶予付き判決を求めていた。

 判決は「(移動中の)車内で脅され、犯行に加わらない選択が難しかったことは心情的に理解できるが、重い犯罪を正当化する理由にはならない」「被害者を緊縛するための行為をしたことは変わりなく、役割が小さいと言えない」とした。

 強盗前のナンバープレート窃盗についても、千丸被告は「車内にいただけ」としていたが、判決は「被告の供述は不自然で信用できない」とした。

公判を傍聴した記者は

 甲子園の頂点に立った「主将」はなぜ、わずか1年半後に強盗致傷事件を起こしたのか。それが知りたくて、公判を傍聴してきた。

 全国に約14万人いる球児の…

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