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 2020年の農林水産物と食品の輸出額は前年比1・1%増の9223億円となり、8年連続で過去最高を更新した。新型コロナウイルスの影響で外食向けの食材が落ち込む中、家庭向けの食材がふるった。ただ、当面の目標だった1兆円には届かなかった。

 農林水産省が5日公表した。「卵かけご飯」などの食べ方が訪日客を通じて広まった鶏卵は、香港を中心に前年比107・4%増に。粉ミルクも経済成長が進むベトナムへの輸出を中心に約2割増えた。家庭で簡単な食事を作る人が増えた影響で、コーンフレークやパックご飯、即席めんなども2~4割増えた。

 水産物はツナ缶の原料となる「かつお・まぐろ類」が3割以上増えたが、全体では2276億7千万円で、20・8%減。欧米で続いたレストランの休業が影響し、ホタテやブリなどが落ち込んだ。牛肉や日本酒も前半は苦戦したが、小売り向けにスライスにして出荷したり、通販での販売に力を入れたりしたことで後半は盛り返し、通年ではほぼ前年並みを維持した。

 国・地域別でみると、前年と同…

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