第1回岡田晴恵さんの「敗北宣言」 コロナ改めてご説明します

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聞き手・吉田美智子

拡大する写真・図版岡田晴恵さんが解説「コロナに感染?その時どうする」

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 新型コロナウイルスの感染拡大の深刻化で、医療現場が逼迫(ひっぱく)し、国は一部地域の緊急事態宣言の延長を決定した。入院が必要だったり、家族内感染の恐れがあったりしても、自宅療養せざるを得ない人が急増。症状の急な悪化で亡くなる人もいる。コロナの特徴や体調の変化を感じた時の注意点などについて、白鷗大の岡田晴恵教授にきいた。

 岡田晴恵さんのプロフィール

 おかだ・はるえ 1963年生まれ。共立薬科大(現慶応義塾大薬学部)大学院修士課程修了、順天堂大大学院博士課程中退、医学博士。アレクサンダー・フォン・フンボルト財団の奨励研究員として、独マールブルク大医学部ウイルス学研究所留学。国立感染症研究所などをへて現職。専門は感染免疫学ワクチン学。近著に「新型コロナ自宅療養完全マニュアル」(実業之日本社)など。

――新型コロナに感染し、自宅待機や自宅療養する人が亡くなるケースが相次いでいます。

 感染拡大を防ぐために、春以降、無症状の感染者を見つけて、保護するための積極検査や医療体制の充実を必死に訴えてきたつもりでした。冬季のウイルスの流行は予測できたわけで、入院が必要な人が自宅療養になることは防ぎたかった。なぜ、夏の間にもっと準備できなかったのか、医療崩壊を防ぐ手立てはあったはずだと、無力感に襲われます。自宅療養の方法をご説明しなければならないことは、私の「敗北宣言」です。

 国は近く、ワクチンの接種を始める方針ですが、国民に広く普及するにはまだ時間がかかりそうです。一方で、様々な知見がこれまで集まり、ウイルスとの闘い方も少しずつ分かってきました。現在は市中感染が広がり、誰がいつかかってもおかしくない状況です。英国などからの感染力の強い変異株が広がれば、感染者数はまた急増します。たとえ感染しても、自宅療養で乗り切る準備をしておくことが大切です。

拡大する写真・図版岡田晴恵教授=外山俊樹撮影

――「風邪や季節性インフルエンザと変わらない」という人もいます。

 それは違います。新型コロナ

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