花粉症とコロナ、見分け方と注意のポイント 似た症状も

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杉浦奈実

拡大する写真・図版花粉症で鼻や目を触ることには注意が必要だ

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 いまや「国民病」ともいわれる花粉症。今年は昨年より飛散するスギ・ヒノキ花粉の量が増えそうで、初めて発症する人もいるかもしれない。鼻づまりや発熱など、新型コロナウイルス感染症の初期症状と花粉症の症状は共通するところがあり、厄介だ。見分けるポイントや、注意点はなにか。専門医に聞いた。

今年は前年より花粉が多そう

 日本気象協会によると、今年のスギ・ヒノキ花粉の量は例年よりは少ないものの、昨年に比べれば大幅に増えそうだ。関東では1・8倍、近畿では1・4倍などと予測している。九州や関東などではスギ花粉が、2月上旬から飛びそうだという。ピークは福岡で2月下旬から、大阪など関西で3月頭、東京などで3月上旬からの見込みだ。スギ花粉のピークが終わる頃にヒノキ花粉が飛び始め、スギ花粉から1カ月ほど遅れてピークを迎えそうだという。同協会はウェブサイト(https://tenki.jp/pollen/別ウインドウで開きます)で飛散情報を公開している。

 一方、花粉症に悩む人は近年増えている。日本耳鼻咽喉(いんこう)科免疫アレルギー学会が2019年に実施したアンケートでは、回答者の38・8%がスギ花粉症だと答えた。花粉症全体では、42・5%に上った。1998年、2008年にも同様の調査があり、年を経るごとに約10ポイントずつ増えていた。

拡大する写真・図版花粉が詰まったスギの雄花

 花粉症に詳しい大阪はびきの医療センター耳鼻咽喉(いんこう)科の川島佳代子主任部長はコロナの初期症状と花粉症について「厳密に見分けるのは難しい」と話す。花粉症でよくある鼻水や鼻づまりは、コロナでも出ることがある。逆に、コロナの症状としていわれる倦怠(けんたい)感や発熱についても、重症の花粉症では起こりうる。ただ、花粉症の場合は微熱でとどまることが専らで、38度以上の高熱が出た場合はコロナを疑うべきだという。

 毎年花粉症に悩まされている…

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