「今日亡くなりました」 コロナ感染死、看護師の苦悩

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木村浩之
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 新型コロナウイルス対策で、首都圏に出されている緊急事態宣言が8日、延長された。宣言下のこの1カ月間で、感染で亡くなる人は急増。治療の最前線に立つ看護師らは、目前で相次ぐ死とどう向き合えばいいのか、心身に疲労を抱えている。

 1月のある日。30代の男性看護師はいつも通り、東京都内の病院に出勤した。すぐに、一つのベッドを同僚が片付けていることに気づいた。そこは、新型コロナに感染後、重症化して治療を続けていた高齢の女性が寝ているはずだった。「今日、亡くなりました」と同僚から知らされた。

拡大する写真・図版看護師の男性は感染予防のために職場でアルコール消毒を頻繁にするが、手荒れに悩む=2021年1月19日、東京都内、木村浩之撮影

 男性は重症者病床の担当。女性が入院したころから受け持ち、人工呼吸器を付ける際には「口から管を入れるけど、頑張って良くなりましょうね」と励ました。症状が良くなり、互いに喜んだこともあったのに……。

 患者から感謝され、やりがい…

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