自民党本部、公明・斉藤氏の支援を伝達 衆院広島3区

大久保貴裕、笹井継夫
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 自民党本部は5日、次期衆院選の広島3区について、公明党斉藤鉄夫副代表(比例中国ブロック)を支援することを決め、県連幹部に伝達した。同区は県連側も独自候補の擁立を党本部に求めていたが、自公による全国的な選挙協力を優先させることになった。

 山口泰明選挙対策委員長が同日、県連会長の宮沢洋一元経済産業相と面会。山口氏と公明の西田実仁(まこと)選対委員長の間で、自民が次期衆院選で斉藤氏に推薦を出すことなどを盛りこんだ合意文書を交わしたことを報告した。県連側が同区での擁立を求めていた広島県議の石橋林太郎氏は、比例中国ブロックの「実質1位」で処遇するという。

 宮沢氏は面会後、記者団に「連立政権を維持する観点での決定とのことなので、県連はその方向で努力をしていくことになると思う」と述べた。県連内で再度協議を行った上で、近く正式発表する見通しだ。

 同区の現職は、自民を離党し、公職選挙法違反の罪で公判中の河井克行被告。公明は昨年11月、「斉藤氏を与党統一候補にする」(山口那津男代表)として自公の選対委員長協議の決着を待たずに公認を決定。自民内で反発が起きていた。(大久保貴裕、笹井継夫