キトラ「玄武」きょうから公開

清水謙司
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 奈良県明日香村キトラ古墳に描かれた国宝壁画の「玄武(げんぶ)」などが6日から、村内の「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」で公開される。3月7日まで(2月17日、3月3日閉室)。

 玄武は石室の北壁に描かれている。古代中国東西南北を守ると考えられていた「四神」のうち、北を守る神獣。ヘビがからみついたカメの姿で描かれ、冬を象徴するという。今回は、壁画に使われた様々な顔料も合わせて展示しているのも見どころの一つ。玄武には、赤色(水銀朱)や緑色(緑青)、黄色(黄土)が確認できるという。

 定員は各日約240人。無料。定員に達していない日時もあり、現在2次募集をしている。空きがあれば当日も受け付ける。問い合わせは事務局(06・6281・3060)。

 2月6日からは高松塚古墳に描かれた「飛鳥美人」(西壁女子群像)などの国宝壁画も、村内で12日まで公開されるが、既に定員に達している。2次募集や当日受け付けはしない。(清水謙司)