裁判で証言、寄り添う犬 「癒やす力」児相や少年院でも

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大野晴香
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 傷ついた子どもと触れあい、治療につなげる。裁判で証言する犯罪被害者の力になる。人の心を支える犬の活躍の場が少しずつ広がっている。

 田園が広がる愛知県大府市の丘の一角に、「楓(かえで)の丘こどもと女性のクリニック」がある。精神疾患のほか、暴力で心に傷を負ったり、発達障害で生きにくさを感じたりしている子どもや女性を受け入れている。

 ここに昨年1月、ラブラドールレトリバーの「ハチ」(オス、7歳)がやってきた。元々は身体障害者の生活の手助けをする介助犬。2019年8月に引退し、施設犬に転身した。

 施設犬は病院などの施設に常勤し活動する犬のことで、国内では「ファシリティドッグ」として10年に静岡県立こども病院に導入されたのが初めてとされる。小児がんの子どもを支援するNPO法人「シャイン・オン!キッズ」(東京)が提供した。今では東京や神奈川などの病院でも取り入れられている。

 ハチの役割は、患者に静かに…

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