楽天・田中将大「気軽に」を強調 練習後は若手を見守る

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 第2クール初日の6日、楽天の田中将大が練習に合流した。8年ぶりの復帰に、顔ぶれが変わったチームを把握しようという姿勢がありありと見えた。

 「アメリカで7年プレーした経験があるので、気軽に、気軽に聞いてください」。練習前のミーティングで、田中将が気軽という言葉を繰り返したのにはわけがある。「気軽には聞けないでしょ? だから、僕が強調したんです」

 合流したばかりで別メニュー調整。みんながいる球場ではなくサブグラウンドで、短時間のキャッチボールや走り込みをした。それだけでは、他の選手と接触する機会は限られる。そこで、自ら動いた。

 練習を終えるとブルペンへ。捕手の後ろから若手の投球を見守った。「投手全体のこと、どういう球を投げるのかに興味があるし、活気ある雰囲気を見て僕も刺激をもらった」

 1日からの第1クールはチームとは別の場所で個人練習に励み、ブルペンでの投球もしたという。しばらくは別メニューでの練習を続けるが、2月中の実戦登板を想定して調整のペースを上げていく考えだ。

 チームに溶け込むだけでなく、大リーグよりも湿り気のあるボールや軟らかめのマウンド、中4日から中6日になる登板間隔など、適応しなければいけない要素は多い。それでも32歳は「チームに合流して、いよいよだなという気持ちになった。柔軟に、臨機応変にやっていきたい」と意気込む。=金武(松沢憲司)