「開設のねらいと目標明確に」零細店、ネット販売に活路

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箱谷真司

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 コロナ禍の影響が長引くなか、中小企業や零細事業主が生き残りの工夫を続けている。大手と比べて資金や人材面で制約があるが、デジタル化や非対面などの課題にどう向き合うか。民間企業のサービスなどを生かし、活路を探る姿もある。

 京都市内の繁華街にある日本料理店・てらまち福田は、ネットショップを昨年4月に始めた。鮮魚のちらしずしや昆布とアサリの佃煮(つくだに)など約40品を扱い、毎月数万円を売り上げている。

 観光客らでにぎわう例年だと毎月の店の売上高は数百万円あったが、コロナの影響で8~9割減。ネット販売では補えないが、店主の福田竹志さん(38)は「常連客との関係をつなげ、遠方の人にも喜んでもらえる。苦しい飲食店はやってみる価値があるのでは」と話す。

 ネット販売で課題となるのが顧客を引きつける画面のデザインや資金決済法。てらまち福田は、中小向けにネット店の開設支援をする企業BASE社のサービスを使っている。売る品に合ったデザインを選べば、数分で店を開ける手軽さが売り。商品の販売時や代金回収時に手数料がかかる。例えば、顧客1人が送料も含めて3万円分を注文し、代金を全額引き出す際の手数料は計2270円。出店料や月額利用料は無料だ。

 ネット販売は新たな顧客を開…

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