愛媛・今治市長に徳永氏、初当選 現職・菅氏の4選阻む

柳川迅
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 愛媛県今治市長選は7日に投票され、即日開票の結果、新顔で元県議の徳永繁樹氏(51)=無所属=が、現職の菅良二氏(77)=無所属=を破り、初当選を果たした。当日有権者数は13万1359人、投票率は61・15%(前回無投票、前々回59・90%)だった。

 2人とも自民党県議として活動した経験があり、8年ぶりの選挙戦は保守分裂の選挙となった。

 徳永氏は昨年11月に立候補を表明。現職の「多選」を批判して、市政の刷新を訴えた。トップセールスによる地場産品の販路開拓や若者を対象とした創業・起業支援施設の整備など、地域内で消費や投資を循環させる「瀬戸内クロスポイント構想」を掲げ、支持を広げた。地元選出の村上誠一郎衆院議員(自民)らの支援を受けた。

 初当選を決めた徳永氏は7日夜、支援者らと万歳をして喜びを表した。

 菅氏は、学校法人加計学園が運営する岡山理科大獣医学部を誘致するなど今治新都市開発の進展といった3期12年の実績をアピール。コロナ禍で停滞する地域経済の回復には自らが培った人脈や経験が必要だとして市政の継続を訴えたが、4選はならなかった。(柳川迅)