エチオピア、支援届かぬ3万人 一部に殺害や拉致の報告

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ヨハネスブルク=遠藤雄司
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 アフリカ東部エチオピアで軍事衝突が始まってから3カ月が経った。北部ティグレ州で支援を必要とする200万人超への人道支援は始まったものの、今も十分に行き届いていない。国連のグテーレス事務総長は2日の声明で、エチオピア政府と国連の協力が重要だと強調。継続的な緊急措置が必要だと訴えた。

 軍事衝突は昨年11月4日、ティグレ州を率いる政党ティグレ人民解放戦線(TPLF)が政府軍施設を襲撃したとして、アビー首相が「反撃」を命じて始まった。政府軍はTPLFを圧倒し、同28日には州都メケレを制圧。州内では小規模な戦闘が続いているという。

 国連難民高等弁務官事務所などによると、この衝突によって隣国スーダンに逃れた難民は6万人を超えた。また、同州では以前から約95万人が支援を必要としていたが、軍事衝突でさらに約130万人も支援が必要になったと見積もる。

 州内の主要な四つのキャンプ…

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