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 米アップルが電気自動車(EV)に参入するとの観測が、世界の市場や自動車業界を揺さぶっている。時価総額で世界トップ企業のEV参入は、自動車の業界地図や日本の自動車メーカーの運命をも左右しかねない。

 「今日話すつもりはないが、もちろん新たなことは考えている。これまでも他の新たなことが会社に貢献をしてきてくれたように、当社に貢献してくれることになると思う」

 アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は1月27日の電話会見で、こう意味深長に語った。アナリストはEV参入について聞いたわけではなく、一般論としてアップルの今後の成長性を質問しただけだったが、クック氏は言葉を選びながら答えた。

 アップルを巡っては昨年12月、ロイター通信が、「自動運転のEVを2024年にも製造し始める」と報道。韓国・現代自動車グループが製造の委託先として浮上するなか、米ブルームバーグは今月5日、「現代との交渉が一時中断となっている」とし、アップルが日本メーカーと協議しているとの観測も伝えた。アップルは同日、朝日新聞の取材に回答しなかったが、アップルの「提携先」の行方を巡り、観測が飛び交う状態が続く。

EV本体もやるのか… 驚き

 アップルが自動運転技術を開発していることは、シリコンバレーでは公然の「秘密」だった。

 発端は、カリフォルニア州当局が2018年に公表した交通事故の報告書だ。

 「8月24日午後2時58分、…

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