局長答弁「不誠実」野党反発、退席 委員長は時計止めず

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 8日午後の衆院予算委員会は、菅義偉首相の長男ら衛星放送関連会社側と総務省幹部の会食問題をめぐり、質問していた立憲民主党の議員らが反発し、第一委員室から退席した。立憲の質問時間が進行するなか、質問者らが退席して審議されない状態が続いている。

 論戦では秋本芳徳・情報流通行政局長が、会食について同省から聴取を受けた回数などについて、「調査中」を理由に答えなかった。答弁を求める野党の理事らが委員長席に詰め寄り、「時計を止めて」と求めたが、金田勝年委員長(自民)は応じなかった。

 衆院予算委を退席した同委野党理事の辻元清美氏(立憲)は記者団に、「質問に答えない総務省の対応」と「金田勝年委員長の運営」に抗議し、退席したと説明した。

 衆院予算委は、菅義偉首相の長男ら衛星放送関連会社側と総務省幹部の会食問題をめぐり、答弁内容が不十分だと立憲の議員らが抗議し第一委員室から退席していたが、自民党金田勝年委員長が「退出された野党の方々にお戻りいただくために今努力しておりますので、もうしばらくお待ちください」とアナウンスした。直後に再び、「先ほど申し上げた通り、努力をしておりますが、今の段階で速記をとめていただくようお願いします」と、野党の退席から約30分間がたった後に委員会の時間の進行を止めた。