ミャンマー国軍側、放水でデモ排除 武力鎮圧の懸念拡大

バンコク=福山亜希
【動画】ミャンマー最大都市ヤンゴンで連日大規模なデモ
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 ミャンマーで権力を握った国軍に対する抗議デモは、クーデターから1週間となる8日も各地で続き、市民らがアウンサンスーチー氏の解放などを求めて街を行進した。地元メディアによると、最大都市ヤンゴンなど全土で計10万人超が参加したという。首都ネピドーでも5千人規模のデモが起き、警察が放水してけが人が出るなど緊張が高まっている。

 第2の都市マンダレーでは夜間外出禁止令が出され、5人以上の集会も禁じられた。ヤンゴン中心部のデモには、教員らも加わった。国軍に抗議するストライキが呼びかけられており、これに呼応した形だ。参加者はスーチー氏ら国民民主連盟(NLD)幹部の解放や、軍の独裁への反対を叫んだ。

 デモは全国で起きており、マンダレーでは僧侶がデモを呼びかけた。ネピドーでは警察が放水して強制排除し、けが人が病院に運ばれたという。7日にはタイ国境のミャワディで、警察がデモに威嚇発砲している。(バンコク=福山亜希)