河野大臣も参加、松江で自分ごと化会議2期スタート
長田豊
【島根】無作為に選ばれた松江市民が地域課題を協議する「自分ごと化会議in松江」の第2期が7日、始まった。「原発」がテーマだった第1期(2018年11月~19年2月)に続くテーマは「自然エネルギー」。7月までに計5回の会議を開き、行政や市民に向けた提案書をまとめる予定。
この日の会議には、河野太郎行政改革相もオンラインで参加。規制改革担当大臣の立場から、自然エネルギーを巡る様々な論点を指摘した上で、「事実に基づいた議論を行ってほしい。皆さんの会議を楽しみにしている」と呼びかけ、成果に期待を寄せた。
第1期の参加者や運営スタッフらが、「自分ごと化会議」を全国で開催してきた民間の政策シンクタンク「構想日本」の協力を得て準備を進めてきた。昨年11月に松江市の選挙人名簿から無作為抽出で案内を出した2199人のうち19人の市民と、島根大学の学生5人が参加する。
開催費用の一部50万円をクラウドファンディング(CF)で10日まで募っている。CFサイト「レディーフォー」のページ(https://readyfor.jp/projects/kaigi2027)から支援できる。(長田豊)
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