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 週明け8日の米ニューヨーク株式市場は、追加経済対策への期待から主要企業で構成するダウ工業株平均が続伸し、約3週間ぶりに史上最高値を塗り替えた。終値は前週末比237・52ドル(0・76%)高い3万1385・76ドルで、6営業日連続の値上がりとなった。

 ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数も続伸し、同131・34ポイント(0・95%)高い1万3987・64と、やはり過去最高値を更新して終えた。

 バイデン米政権が掲げる1・9兆ドル規模の追加経済対策をめぐり、議会民主党は野党・共和党の賛成がなくても単独で関連法案を可決できる手続きを進めている。イエレン財務長官は、追加対策によって2022年までに米国が完全雇用に戻れるとの見通しを示し、市場では早期成立への期待が高まった。

 米主要企業の20年10~12月期決算が総じて堅調だったことも、安心感につながっている。米ゲーム販売店ゲームストップ株などをめぐる投機的な動きも足元では落ち着きつつある。(ニューヨーク=江渕崇)