潜水艦事故、調査委を設置 岸防衛相「大変申し訳ない」

寺本大蔵
[PR]

 海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」が民間船と衝突した事故を受け、岸信夫防衛相は9日午前の記者会見で「国民の皆さまに多大なご心配をお掛けし、大変申し訳なく思っている」と陳謝し、海上幕僚監部に8日付で事故調査委員会を設置したことを明らかにした。

 事故原因は海上保安庁が調査中としたうえで、「調査に支障のない範囲で、(防衛省・自衛隊としても)事故原因の究明、再発防止に取り組んでいく」と語った。潜水艦が浮上する際に安全確認の手順を踏んだかどうかなど、当時の状況を調べる方針だ。

 岸氏によると、「そうりゅう」は8日午後11時20分ごろ、高知港に入港し、同港に停泊しているという。(寺本大蔵)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません