五輪へ「米国とも緊密に意思疎通」 首相が文書で回答

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 菅義偉首相は9日、今夏の東京五輪パラリンピックについて「成功には米国を含む参加国・地域の協力が必要。米国とも緊密に意思疎通を行ってきている」と文書で説明した。今月2日にあった首相の記者会見で指名されなかった記者の文書での質問に対し、首相官邸の報道室を通じて回答した。

 首相は、バイデン米大統領の就任を受けた電話協議後、五輪について「やりとりはなかった」と記者団に述べていた。バイデン氏は7日のラジオ番組で「日本の首相と話した。彼は五輪を安全に開催できるよう一生懸命に取り組んでいる」と述べているが、首相は文書の中で先月28日の日米首脳の電話協議について「東京大会についてのやり取りはなかった」と改めて説明した。首相は昨年11月にも、米大統領選で当選を確実にしたバイデン氏と電話協議している。

 また首相は、新型コロナウイルスのワクチンをめぐる質問にも文書で回答。「発症予防、重症化予防の効果が期待されており、集団免疫効果を有するかどうか、現時点では明らかになっていない」とした。「国民の自らの判断でワクチンを接種していただくことが重要」とも強調した。