後発薬だった問題の水虫薬 メーカーが恐れる信頼の崩壊

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平野尚紀 松浦祐子
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 水虫などの皮膚病用の飲み薬に睡眠導入剤が混入した問題で、福井県は9日、製造した小林化工(同県あわら市)に116日間の業務停止命令を出した。問題の薬は、特許が切れた薬と同じ成分を厚生労働省の承認を得て販売するジェネリック医薬品(後発薬)だった。

後発薬で売り上げ増

 後発薬の市場は近年拡大を続ける。

 市場調査会社「富士経済」(東京)によれば、2017年から毎年500億円規模で大きくなり、18年は9557億円。今年は1兆1826億円に膨らむ予想だという。

 日本ジェネリック製薬協会(同)の調べでは、新薬と後発薬がある場合、後発薬が全体に占める使用割合は78・9%(20年7~9月期)と、13年同期の47・3%から急増している。

 業界が拡大する背景には、医…

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