文科相「人心一新したら組織が…」 森会長の続投求める

伊藤和行
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 女性を蔑視する発言をした東京五輪パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の進退について、萩生田光一文部科学相は9日の閣議後会見で、改めて続投を求める考えを示した。その理由として「人心を一新したら組織が活性化するのかというと、私はわからない。たぶん一緒に責任を取って辞めるって言う方も出てくる」などと述べた。

 萩生田氏は、森氏が3日の日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」などと発言したことについて、「不適切」「大きく組織を傷つけるもの」と批判した。一方で、森会長から数日前に「迷惑をかけて申し訳ない」と電話があったことを明かし「週3回の透析を重ねながら、組織委員会5千人の組織を引っ張ってきた。私自身は残り半年になった東京大会の成功に向け頑張ってもらいたい」と語った。

 また、森氏が発言について謝罪した4日の記者会見での態度についても触れ、「森さんのご性格といいますか、今までの振る舞いで、最も反省している時に、逆にああいう態度をとるんじゃないかな、という思いが私はございます」と話した。(伊藤和行)