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 東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の女性蔑視発言に対しては、男性からも多くの批判の声が上がる。なぜ男性は女性の怒りに共感したのか。日常に潜むジェンダーの問題を男性の目線から考えたエッセー「さよなら、俺たち」などの著書がある文筆業の清田隆之さん(40)に聞いた。

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 男性の政治家による女性蔑視発言はこれまでも数え切れないくらいありましたが、今回は男性からも批判の声が数多くあがっている印象です。それは今回の発言があまりにもひどかったことが最大の理由ではないか。

 多くの人がもともと、会社や学校、家庭で、頑固でプライドが高く、聞く耳を持たず、権威を振りかざす「おじさん」的存在への嫌悪感を募らせていた。さらにここ数年は広告表現における女性差別に対する炎上がたびたび起こったり、企業でもセクハラ研修などが一般化していたりして、男性の間にもジェンダーに関する問題意識が少しずつ広がっていた。そういう状況下で、擁護のしようがない、純然たる、わかりやすすぎる差別発言が行われた。

 広告などの炎上では、批判の声…

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