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 将棋の藤井聡太二冠(18)=王位・棋聖=が9日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第79期将棋名人戦・B級2組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の10回戦で窪田義行七段(48)に勝利し、開幕から無傷の9連勝でB級1組への昇級を決めた。来期は最上位のA級をめざす戦いに参加する。

 今期のB級2組は25人が各10戦し、成績上位3人が昇級する。9日の対局の結果、23人が3敗以上し、藤井二冠は3月の最終戦で負けても1位で昇級することが確定した。藤井二冠は「昇級する可能性は高いと思っていたが、勝って決めることができてよかった。B級1組だと対戦相手がさらに厳しくなると思うので、これからまた実力をつける必要があるかなと思う」と話した。

 名人戦の予選にあたる順位戦は、上からA級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組の5クラスある。各リーグ戦の成績で1年に一つずつ昇降級する仕組み。A級で優勝した棋士が名人に挑戦する。藤井二冠は2017年度にC級2組に初参加。翌年度のC級1組で1敗したが、その後は連勝を重ねて昇級。順位戦は現在20連勝で、通算では38勝1敗と驚異的な勝率を誇っている。(村上耕司)