群馬の40代男性、新型コロナの変異ウイルスを確認

新型コロナウイルス

中村瞬
[PR]

 群馬県は9日、新型コロナウイルス感染が判明していた県内在住の40代男性から、英国で報告された変異ウイルスが確認されたと発表した。県内で変異ウイルスの確認は初めて。男性は英国への滞在歴はない。2月上旬から宿泊療養施設に入っていたが、9日に医療機関に入院した。容体は安定しているという。

 県保健予防課によると、男性は1月下旬、同じ変異ウイルスへの感染が確認された職場関係者10人と県外の施設を利用していた。ただ、感染経路については特定できていないという。県は個人の特定につながるとして、施設の場所や業態、男性の居住地、職業も明らかにしていない。

 男性の濃厚接触者3人は、検査で陰性と確認された。不特定多数との接触はないという。

 男性の検体は国立感染症研究所へ送られ、9日に他県在住の職場関係者10人とともに変異ウイルスへの感染が分かった。

 県保健予防課は、男性を介した変異ウイルスの市中感染の可能性は低いとしたうえで、「基本的な予防策は従来と同じ。3密回避やマスク着用、手洗い、消毒の徹底など、新しい生活様式の実践の徹底をお願いしたい」と呼びかけている。(中村瞬)

     ◇

 群馬県は9日、県内で新たに21人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。感染者は累計で4149人(うち死者76人)となった。

 感染者は居住地別で前橋市6人、伊勢崎市5人、高崎市太田市渋川市各2人、大泉町と利根沼田、渋川両保健所管内、県外各1人だった。

 県警は9日、前橋署の30代の女性警察官が感染したと発表した。女性が保護した相手の感染が判明したことからPCR検査を受けていた。県警によると、女性は3日午後に前橋市内でマスクや手洗いなどの感染防止対策を取ったうえで保護活動に従事。翌日から自宅待機した。濃厚接触者のうち11人は陰性、1人は結果待ちだという。

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]