愛知、宣言解除の基準見直し 入院「600人」引き上げ

新型コロナウイルス

中野龍三
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 愛知県大村秀章知事は9日、新型コロナウイルス対応の判断基準となる県独自の指標を見直した。「危険」(レッドゾーン)とする入院患者数(過去7日間平均)をこれまでの「500人」から「600人」に、重症者数(同)も「50人」から「60人」に引き上げた。

 大村氏は、これまで緊急事態宣言を解除すべきかどうか判断するにあたり、この入院患者数「500人」の指標を下回ることが必要だとしてきた。8日時点の数値は638・3人。指標見直し後でも、まだ危険領域にはある。

 指標は、感染者を受け入れる県の確保病床が1215床に増えたことにともなって見直したという。確保病床数は71病院の1102床から、74病院1215床になり、うち重症用も126床に増えた。これを機に、国の指標に合わせたと説明している。

 9日の愛知県の新規感染者数は84人で3日連続で1日あたり100人を下回った。大村氏は記者会見で「方向としては宣言解除は視野に入っている」と改めて述べた一方で、「医療状況は逼迫(ひっぱく)しており現場から厳しい意見を聞いている。いましばらくは状況を注視する」と慎重な姿勢を見せた。(中野龍三)

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