トランプ氏の2度目の弾劾裁判始まる 弁護側は違憲主張

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ワシントン=香取啓介
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 1月の米連邦議会議事堂襲撃事件で支持者を扇動したとして弾劾(だんがい)訴追されたトランプ前大統領の弾劾裁判の審理が9日、上院で始まった。トランプ氏の弁護人が、退任した大統領を弾劾裁判にかけることは違憲だと棄却を求めたが、上院議員の採決の結果56対44で「合憲」と判断された。

 弾劾裁判は上院議員(100人)が陪審員役を務め、現在は民主党50、共和党50の同数。採決では、共和党から「合憲」に同調したのは6人にとどまったが、先月26日の同様の動議の採決時から1人増えた。

 意見陳述では弾劾管理人(検察官に相当)を務める民主党の下院議員が、トランプ氏が事件直前の集会で「死にものぐるいで戦わなければ、この国はもたない」と訴える様子を当時の映像を使って紹介。民主党側は、過去にも退任後に弾劾裁判にかけられた閣僚や議員がいた前例があることや、保守系の法律専門家からも支持がある、と裁判の正当性を主張した。

 これに対し、トランプ氏の弁護人は「すでにトランプ氏は退任し、憲法(で定める弾劾)の目的は達成されている」と主張。弾劾裁判は政治的な動きで、「過去の歴史で見たような、国を引き裂くことになる」と南北戦争をほのめかして反対した。

 最終的にトランプ氏が有罪と…

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