気になるロッテ佐々木朗希の起用法は?井口監督一問一答

有料会員記事

聞き手・坂名信行
[PR]

 ロッテは12日、沖縄・石垣でのキャンプを打ち上げ、今後は沖縄本島で実戦に入る。昨季、首位ソフトバンクに一時ゲーム差なしと肉薄したものの、コロナ禍に見舞われたこともあり、最後は14ゲーム差の2位と突き放された。雪辱を誓う今季は、常勝軍団を作り上げる強い意思と中長期的なビジョンを示す「チームボイス」という不変のテーマを掲げた。3度の日本一、2度のワールドシリーズ制覇を経験している井口資仁監督(46)に強い組織とは何か、160キロ超右腕の佐々木朗希投手(19)の起用法などを聞いた。

 ――「その1点が、明日を変える。」というチームボイスを掲げました。その狙いは。

 「昨年の戦いも含め、優勝争いするところまで来て、あと1点取っておけば、あと1点守っておけばという試合が多かった(1点差ゲームは20勝17敗)。チーム全員で漫然と向かわずに、そういうところを掘り下げていこうと。チーム打率を上げる、チーム防御率を下げるのもそう。それがチームボイスであり、『この1点を、つかみ取る。』という今年のスローガンにつながっている」

1点への意識とチーム内競争

 ――チームボイスはその都度、変更していくものですか。

 「変わらない。1軍だけでなく育成も含めて勝つためにどう動くのということなので。個人の成績を伸ばすことも重要だが、チームでやっていくことを1、2軍全員が共有する。何年も変わらないと思います」

 ――「1点を取る」「1点を守る」というのは原点回帰にも思える。

 「当然、個人競技と言えばおかしいが、個人個人が成績を上げないといけないのが前提。ただ、昨年みたいにチーム打率がリーグワーストでも上にいける。競った試合をどれだけ勝てるかで優勝に近づく。例えば、守るといっても投手だけでなく、内外野の声の連係もあるので、原点に戻ってしっかりやっていくということですね」

 ――注目を集める佐々木朗希投手は、どんな投手になってほしいですか。

 「もちろん、いずれは開幕投手、ローテーションを守る投手。だが、昨季も1軍で投げていないので、まずはローテーションをしっかり投げられるようになってほしい。当然、高卒2年目で肩の体力も含め、1年間ローテーションを守るわけにはいかないでしょう。体の体力はかなりついてきている。やはりスピードが出る投手はけがのリスクが高いので、その辺は投手コーチと慎重に。しっかりとフォームを固めて急がせないようにしたい。決して過保護にしているわけじゃなくて、しっかりと成長してほしい」

佐々木朗希の投球 「見たい気持ちはファン以上」 

 ――ファンには温かく見守っていてほしいですね。

 「そうですね。(マウンドで…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら