バイデン氏「私は見ない」 弾劾裁判開始、決着はすぐ?

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ワシントン=香取啓介、園田耕司
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 支持者を扇動し、米連邦議会議事堂を襲撃させたとして訴追された、トランプ前米大統領の弾劾(だんがい)裁判の審理が9日、上院(定数100)で始まった。米大統領としては史上初めてとなる2回目の弾劾裁判だが、今回もトランプ氏が無罪となる公算が大きく、裁判は短期間で終わる見通しだ。(ワシントン=香取啓介、園田耕司)

 「これを米国の未来にしてはいけない。民意を拒む大統領が、政府に対する暴動を扇動することがあってはならない」

 9日の審理で、弾劾管理人(検察官役)の1人、民主党のラスキン下院議員は訴えた。意見陳述では、襲撃事件に関連してメディアやSNSに投稿された約13分間のビデオ映像を上映。トランプ氏が1月6日の襲撃事件直前、「死にものぐるいで戦わなければ、この国はこれ以上もたない」と演説した状況や、呼応した支持者が「トランプのために戦え!」と叫び、大統領選の投票結果を確定させる上下院の合同会議が行われていた議事堂に乱入する様子が映し出された。

 事件では、警察官1人を含めて5人が死亡、140人以上の警察官や警備員が負傷した。ラスキン氏は、事件当日に娘夫婦が議会を訪問中で、命の危険を感じて机の下に隠れたことなどにも触れ、下院が「反乱の扇動」で弾劾訴追したトランプ氏の責任を強調した。

 これに対し、トランプ氏の弁…

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