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 世界文化遺産のまち、岩手県平泉町を訪れた観光客の数が昨年は90万2600人で、206万6500人だった前年の半分以下になった。新型コロナの感染が拡大したためで、100万人を割ったのは、96万3700人だった1969年以来、51年ぶり。

 町によると、1~2月は前年並みだったものの、1回目の緊急事態宣言が出された4月は前年同月の11・9%に。年間で最も観光客が多い5月は前年の2%、1万1千人まで落ち込んだ。その後、「Go To トラベル」の実施などで9~11月は前年比で60%台後半まで持ち直したが、感染の拡大で12月は34・4%まで減少した。海外からの観光客は約6千人で、前年の十分の一ほどだったという。

 今後もコロナ禍の影響が懸念されるが、今年は世界文化遺産の登録10周年にあたり、様々なイベントが計画されていることから、町の担当者は「新型コロナが早く収束してくれるよう期待している」と話した。(泉賢司)

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