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 【静岡】長島ダムの建設でできた接岨湖(せっそこ)を遊覧船でめぐるクルーズ事業を、川根本町観光協会と大井川鉄道が検討している。観光庁のモデル事業として6、7の両日、ツアーが試行され、参加者は湖面からの絶景を楽しんだ。

 今回は、愛知県の岡崎城周辺で運航している12人乗りの和船を使用。渇水期で水位が下がっているため、ダム湖に沈んだ廃線跡やトンネル、旧犬間駅も見えた。

 奥大井湖上駅は両側を鉄橋でつながれ、まるで湖に浮かんでいるように見える観光名所。船は鉄橋の下をくぐり、駅がある半島を周遊した。時間が合えば、鉄橋を通る列車を下から眺めることもできる。

 秘境をめぐる約50分間の「ミステリークルーズ」。大井川鉄道経営企画室の石久保光彦さんは「鉄橋の赤と湖面の緑の対比が美しい。ここにしかない景色が楽しめる」と話し、事業化に前向きな姿勢を示した。(阿久沢悦子)

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