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 京都府教委は、府文化財保護審議会(高橋康夫会長)からの答申を受け、勝龍寺(長岡京市)の「木造菩薩立像(もくぞうぼさつりゅうぞう)」など有形文化財3件と文化財環境保全地区1件の、計4件を府指定文化財に新たに指定すると発表した。

 木造菩薩立像は鎌倉初期の13世紀初めの制作とされ、仏像の髪形や耳の形に鎌倉時代の仏師・快慶の初期作例の影響が見られる。宝珠を胸の前に持つ珍しいデザインも評価された。

 また、精華町の新殿神社の境内は、文化財環境保全地区に決まった。敷地内に府指定有形文化財の本殿などの文化財があるほか、周辺の開発が進む中で「鎮守の森」としての景観を保ち、文化財保存に欠かせないものだという価値が認められた。

 ほかの2件は次の通り。

 【有形文化財・美術工芸品】金光寺(福知山市)の絵画「絹本著色愛染明王像(けんぽんちゃくしょくあいぜんみょうおうぞう)」▽金比羅山古墳(宇治市)から出土した「斜縁二神二獣鏡(しゃえんにしんにじゅうきょう)」や「土製円筒棺」などの埋葬品など計188点(山崎琢也)

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