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 トヨタ自動車労働組合(組合員約7万人)は10日、2021年春闘で「1人平均月9200円」の賃上げを要求すると正式に決めた。今回から基本給を底上げするベースアップ(ベア)を含むかどうか組合内外に公表しないことも決まった。「脱ベア重視」の方針が明確になった。

 トヨタ労使は18年春闘から経営側が具体的なベア額を公表せず、19年からは労組側もベアの要求額を非公表にした。中小企業などはトヨタほどベアが上がらず賃金格差につながることが非公表の理由としていた。トヨタ労組の西野勝義委員長は同日の会見で「組合の内外とも(賃金の上げ幅に焦点をあてる議論から)なかなか切り替わらない」と、ベアの有無も非公表にした理由を説明した。

脱ベア重視、鮮明に

 トヨタのベア額はかつて春闘の…

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