「ひとりを笑うな。」社民党 新たなキャッチコピー

社民

三輪さち子
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 社民党福島瑞穂氏は10日、新しいキャッチコピーとポスターを発表した。新型コロナウイルスによる社会の変化を踏まえ、ポスターは「弱音をはける社会へ」、SNS向けのコピーは「ひとりを笑うな。」と打ち出した。

 「弱音をはける社会へ」のポスターについて、福島氏は「自助といわれ弱音すらはけず、餓死して亡くなったり、ホームレスになったり、生活保護がもらえなかったり、コロナ禍でここまで来てしまった。みなさんの弱音に政治が向き合うことがある、というメッセージ」だと語った。

 一方、SNS向けのコピーは「ひとりを笑うな。」。検察庁法改正案では、1人の女性が投稿したハッシュタグが広がり、著名人らを巻き込んだ運動になった。男性社会で軽んじられがちな女性たちを応援する意味を込めたという。

 昨年11月に一部が立憲民主党に合流し、社民党は分裂。4人いた国会議員のうち、最終的には2人が残ったものの、一時は党に残るのは福島氏1人ではないかとみられていた。

 広報担当の大椿裕子氏は10日の会見でこう強調した。「(福島氏が)『いよいよ一人か』と、報道されたから作ったわけではありません」

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 国会論戦や各党の動きなどの様子を「国会ひとコマ」としてお届けします。(三輪さち子)

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