ロヒンギャのリーダー格、まだデモせず 「心が痛い」

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伊藤繭莉

拡大する写真・図版ミャンマー大使館の近くで、3本の指を立てながら「フリー、フリー、ミャンマー」「フリー、フリー、アウンサンスーチー」とクーデターに抗議する人たち=2021年2月7日午前11時31分、東京都品川区、鬼室黎撮影

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 ミャンマーで起きた国軍によるクーデターに対し、日本でも抗議のデモが相次ぐ。

 ただ、群馬県に住む少数派イスラム教徒ロヒンギャの男性は、デモの参加に慎重な姿勢をとっている。約30年前から軍事政権に抗議してきたし、クーデターには反対だ。

 それでも今回はデモをせず、複雑な心境で母国の行方を案じている。

 ロヒンギャは、仏教徒が多いミャンマーで「不法移民」などと差別的な扱いを受けてきた少数民族だ。約270人のロヒンギャが住み、日本最大のコミュニティーがあるのが群馬県館林市

 館林市に住むロヒンギャでリーダー格の一人であるアウンティンさん(52)は1日朝、友人からの知らせでクーデターを知った。

 「また、あの時のような軍事…

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