WHO、アストラゼネカ製ワクチン推奨 65歳以上にも

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ロンドン=下司佳代子
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 世界保健機関(WHO)は10日、英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大が開発した新型コロナウイルスのワクチンの接種を推奨する見解を示した。専門家グループの助言を踏まえ、接種の対象を高齢者も含めた18歳以上の全年齢とし、8~12週間の間隔を空けて2回接種することを勧めている。

 このワクチンをめぐっては、高齢者を対象にした臨床試験(治験)のデータが限られるため、各国の判断が割れている。フランスドイツなど、欧州では、効果が確認されていないとして65歳以上は接種の対象から外す国が相次いでいる。

 WHOは、高齢者の接種について治験のデータが少ないことを認めつつ、「ワクチンで誘発される免疫反応は高齢者の間でも十分に立証されており、高齢者にも有効である可能性が高い」と判断。65歳以上にも接種を推奨した。

 また、南アフリカで最初に確認された感染が広がりやすい変異ウイルスに対しては、オックスフォード大が「軽~中度の症状を予防する効果は限定的」とする分析結果を発表。南ア政府はこのワクチンの接種開始を見合わせた。

 WHOは、南ア型の変異ウイルスへの効果については継続中の治験の結果を待たなければ断定できないとしつつ、「間接的な証拠から、重症化を防げると考えることに矛盾はない」とし、「変異ウイルスが存在する国でも接種を勧める」とした。

 また、開発元は2回行う接種…

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